風邪の予防と体温
季節の変わり目は、健康な大人でも、体調を崩しやすい時期です。
まして、妊娠中・授乳中のお母さん、赤ちゃんや小さなお子さんは、薬に頼れず、困りますよね。
頭寒足熱、といいますが、やはり、足は温かくしておきたいもの。暑さは、なるべく上半身で調節をとりましょう。
足は、内臓の温かさのバロメーターです。足で冷えた血流が、お腹を通って心臓へ帰るときに、内臓を冷やしてしまいます。
そうすると、内臓の機能を低下させるだけでなく、免疫の低下などを起こしてしまい、風邪も引きやすくなってしまうんですよ。
もちろん、お腹も冷やさないように、腹巻きがおすすめです。
今、女性でも、恥ずかしくなく着けられる、薄くて保温力の高い、機能的な腹巻きがありますよね。
そういったものを活用するといいのではと思います。
背中がぞくぞくっとした、風邪の引きはじめは、すぐに肩甲骨の間を温めてください。
使い捨てカイロや、ドライヤーを使うと、早く温めることができます。かなり予防効果があります。
東洋医学では、肩甲骨の間は、肺の機能に関わると言われています。
また、風の邪気が風邪の元凶だと考えられていて、肩甲骨の間から身体に入ってくると考えられていました。
小さなお子さんの咳は、肩甲骨の間や、首の後ろを、服の上や素肌の上から、優しくさするようにして、強ばった筋肉を緩めてあげましょう。
子供さんは敏感なので、強くこすらなくても、緩めることができますよ。
妊娠中の女性は、全身の体温がわずかに高くなるので、「暑い!」と思ってしまいがちです。
しかし、それは、赤ちゃんの成熟に、必要不可欠な温度なのです。
これは男女関係なく、全ての人間に言えることですが、人間の細胞が最も活性化する温度があります。
体温計で測ったときに、平熱で36.5℃前後よりも下回った体温となると、免疫に関わる細胞の活動が鈍くなって、風邪の細菌、各種ウィルスなどに対抗するちからが弱くなる、と言われています。
赤ちゃんが、お母さんの子宮の中で自分の身体を作っていくには、細胞が活性化して、さかんに増えていくことが必要です。
その時に、十分な温かさ、盛んな血流があってこそ、赤ちゃんにとって最適で健康的な、気持ちよい環境と言えるのではないでしょうか?
授乳中のお母さんにも言えることですが、乳腺によって、血液から母乳が作られます。
乳腺の細胞を活性化して、血流を盛んにしておくことは、母乳のよりスムーズな出かたにも必要なことです。
妊娠中・授乳中のかたは、特に、足の保温に気をつけていただくことをお勧めしています!
子供さんの足の冷えにも、注意してあげましょうね。靴下がキライなお子さんがほとんどですが・・・。
毎日の健康は、毎日のさりげない身体のケアから作られていくものですよね。



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